世界の名言集~素晴らしき人が残した名言一覧:ページ1
名言一覧

「演じている」
と見られるのが一番嫌いだ
オーバーな演技やクサい芝居をしていると
「そんな奴はいねえだろ」
となってしまう
「いるいる
こんな奴が」
と思ってもらいたい
「らしく見える」
のが一番大事だ

あのころの僕はただ無我夢中で
なんでも一生懸命やろうとして力が入り過ぎていたのだ
後になってわかったことだけど
本当はその逆で
楽しく遊んでるように見せるのがお客さんを笑わせるコツだ
「こいつら本当に楽しそうにやってるな」
って思うから
お客さんは笑う


その他の項目には目をつぶる
人間の欲望や要求にはきりがない
「三割満足で十分」
でいけば
世の中腹の立つことも少なくなるだろうし
けっこう丸く収まると思う


人より鼻の差ぐらい先を見越して
現実化すればいいんだ
「鼻の差ぐらい」
がポイント
それ以上先でも
それ以下でもダメ



金をもらって人前で見せる芸じゃないだろうという気持ちになる
本人たちは
流行だからカッコイイと思ってるのかもしれないけど若い奴らにはそう見えても
大人の目には単にだらしない格好でしかない
誰が見てもわかるお笑いじゃないと思う




ずっと続けているとうまくなる
うまくなると
またおもしろくなってきて
さらに一生懸命やろうという気になってくる
そうやって
一人前になっていくんだと思う

舞台であるセリフを間違える
お客さんは自分が観た回だけ間違えたと思う
でも
実は毎回わざと間違えているわけです
アドリブっぽく見せるのもひとつの芸なんです



そう思わせた最大の要因は
やっぱり育ってきた家のなかの暗さにあったんじゃないかな
親父は小学校の教頭をやっていたんですけど
ガチガチの堅物でね
普段はニコッともしない
しかも講道館柔道の5段なんですよ
講道館柔道というのは実践的なケンカ柔道で
実質的には5段以上はいないと言われてて
ホント
こわくてね
下手に口答えでもしようものなら
すぐにバーンと足払いですから
そんな家に
笑いなんかあるわけないじゃないですか
そんな雰囲気のなか
夕飯のとき
お笑い番組をつけていると
それを見て親父がクスッと笑う
その瞬間
家のなかがパッと明るくなるのが嬉しくてね
「ああ
笑いの力ってすごいんだな」
って


ほかの人はマンネリまでいかないじゃないですか
定番があるのは全然恥ずかしいことじゃない
ドリフも僕のバカ殿も変なおじさんも
必死でネタ作って
とことん何年もやり続けてきたわけだから
みんなマンネリの域まで達してみろって

なんでもそうだと思うけど
自分が好きでこの道だと決めた以上
あとはどん欲にやるしかない
この世界は
待ってても誰も来ないから



常識を知らないと本当のツボというものがわからない
常識は基本線で
お笑いはその常識という基本線をひっくり返すところで
コントとして成り立っている
だから
笑えるワケよ
お笑いに限らず
常識をバカにする奴に
常識を超えたことは絶対に出来ない


最初のメインがなくて
遊びの部分ばかり多くてゲームになっている
本当は何をしたいのかが
どうもよくわからない
そもそも芯になる
やりたいものがないのか
15分とか20分の長くてしっかりとしたコントをつくるのが大変だから逃げているのか
そのあたりが
僕には不満なところだ
でも
そのつらいところをしっかりつくっておくと
ほかのコーナーが生きてくる

自分が好きなことを思い切りやればいいと思う
売れるか売れないか
先のことは誰にもわからないけど
自分が納得いくまでやれば
それでいいんじゃないか

男にしても女にしても好きな人が近くにいた方がいい
だから僕は自分が好きな人を
まずゲストに呼んだり
レギュラーに加えたりする


思うのは
人生は不公平だってこと
若いときからずっと恵まれている人もいる
急上昇して急降下する人もいる
人生の後半にピークを迎える人もいる
ずっと恵まれない人もいる
人生というゲームの勝ち負けに一定の法則がないことは
これを見てもあきらかだろう
ただし
ひとつ言えることがある
ずっと恵まれてみえる人はみな必ず努力していることだ
例外なくね
