ラルフ・ワルド・エマーソン|世界の名言集~素晴らしき人が残した名言
ラルフ・ワルド・エマーソンの名言
愛せよ
さらば汝も愛されん
およそ愛は
代数方程式の両辺のごとく
数学的に公正である
障害を克服できると信ずる者だけが
本当に障害を克服することができる
愚痴はどんなに高尚な内容でも
また
いかなる理由であっても決して役には立たない
人々は見る覚悟があるものだけしか見ることができない
人生の
幸福は
決して神や仏が握っているものではない
自分自身の中に
それを左右するカギがある
雄弁は
君が話す人に
真実を完全にわかりやすい言語に翻訳する力である
もし君が奴隷の首に鎖をかけるなら
もう一方の端は君の首に絡みつくだろう
この世で
幸福以上の何かを求める人は
幸福の分け前にあずからなくとも不平を言ってはならない
こうして庭で鍬を振るって畑を耕していると
気分がすっかりさわやかになり
体の調子も良くなるので
自分でやるべき仕事を今まで人任せにしていたのは
何と愚かだったのだろうと
はっと気づくのである
何かをするときに方法しか知らなければ
その方法に縛られてしまう
しかし原理を知っていれば
自分なりに方法を工夫できる
誰も助けに来てはくれない
だから自分で何とかするしかない
と悟った時から成熟が始まる
人生は短い
だが親切を行う時間はいつだって十分にある
快活さと明るい気分というものは
使えば使うほど残りは多くなる
悪い人々に対する非難や拒絶によって自分を浪費することがないように
むしろ善き人々の美徳を称えよ
報いのない日々にも
たゆまず
努力を続ければ
やがて手にする見返りが
その分大きくなるものだ
継続して行う事柄は
容易に行えるようになる
それは物事の性質が変わるからではなく
我々の力が増すからである
するのが怖いということは
次にすべきことがハッキリしているということだ
雑草とは何か? その美点がまだ発見されていない植物である
不正に対する感覚が鈍ることは
知性が浅はかな証拠である
卵一個ゆでるにも最上の方法がある
方法とは
物事を楽しくすらすら行うための手順である
過去に何があり
未来に何があるかは些細なことだ
我々の内に何があるかに比べれば
「運命」
とは
まだ思考の火をくぐっていない事実
まだ洞察を受けていないさまざまな原因を表す言葉だ
幸福は香水のようなものである
人に振りかけると自分にもかならずかかる
行動に際して
あまりに臆病になったり神経質になることがないように
すべての人生が実験なのだ
実験すればするほどうまくいく
恐怖は常に
無知から生まれる
知識は恐怖の解毒剤である
すべての基本は熱中である
そして熱中は純真な心から生まれる
我々は
一人で世の中を歩いている
理想の友など夢であり
寓話である
上手にできたことに対する報いは
それができたということだ
悲壮感は第三者の目に映るだけで
苦しむ者の心にはない
他人とは
それを通して自分の心を読み取るレンズである
毎日がこの世の最後の日だと思わないうちは
何一つ正しく見ることが出来ない
人間は
苦しめられ打ち負かされる時
なにかを学ぶ
チャンスを得る
人々の意見が彼ら自身の性格の告白であることに
人間は気づいていないらしい
美しいものを見つける為に我々は世界中を旅行するが
自らも美しいものを携えて行かねば
それは見つからないだろう
これまでに摂った食事と同じで
これまでに読んだ書物をいちいち覚えていない
そうだとしても
その書物たちが今ある私をつくった
よき友人を得る唯一の方法は
まず自分が人のよき友人になることである
他人を助けようとすれば必ず自分自身をも助けることになるというのは
人生の最も美しい報酬の一つである
偉大な栄光とは失敗しないことではない
失敗するたびに立ち上がることにある
自分に何ができるかは
自分以外の者には分からない
いや
自分でもやってみるまではわからないものだ
全力を尽くしたのだから毎日毎日をきっぱりと終了せよ
生きていることが重荷になってきたからといって
死を願うのは卑怯である
この重荷から逃れる唯一の方法は
自分の使命を成し遂げることである
恐ろしくてできそうもないことを成し遂げれば
恐怖は必ず消滅する
自分自身を最大限に利用せよ
君にあるのはそれだけなのだから
人間の器は
その人間が進んで受ける責任の重さによって測ることができる